1.「アナゴ」とは?
アナゴは漢字で「穴子」と書くように、砂泥地に穴を掘って身を隠し、顔だけ出してあたりを見回しながら餌を待つ習性があります。
アナゴは鱗がない代わりに体表のぬめりが強いため、一般的な魚に比べて体表が滑りやすく、捌きにくいため目打ちを使って捌きます。
しかし、ぬめりを取ることで目打ちをしなくても捌くことができます。ぬめりを取りやすくする方法として、お酢や塩を揉みこむ方法と熱湯をかける方法があります。アナゴに限らず、魚のぬめりは臭みの原因となるのでしっかりと取り除きましょう。
アナゴは鱗がない代わりに体表のぬめりが強いため、一般的な魚に比べて体表が滑りやすく、捌きにくいため目打ちを使って捌きます。
しかし、ぬめりを取ることで目打ちをしなくても捌くことができます。ぬめりを取りやすくする方法として、お酢や塩を揉みこむ方法と熱湯をかける方法があります。アナゴに限らず、魚のぬめりは臭みの原因となるのでしっかりと取り除きましょう。
※目打ちとは
体が長くぬめりの強い魚(アナゴやウナギ)を捌く時に、目の下に錐状の鋭い金具を打ち込み、まな板に縫い付けるように固定する調理手順のこと。
体が長くぬめりの強い魚(アナゴやウナギ)を捌く時に、目の下に錐状の鋭い金具を打ち込み、まな板に縫い付けるように固定する調理手順のこと。
2. どこに生息しているの?
北海道以南の日本各地、沿岸域の砂底に生息しています。全国的には太平洋側や瀬戸内海の各地に好漁場がありますが、日本海側では日本海南西海域が唯一の好漁場です。
浜田漁港で水揚げされるアナゴは主に沖合底びき網漁業で漁獲されます。
浜田漁港で水揚げされるアナゴは主に沖合底びき網漁業で漁獲されます。
1. なぜ美味しいの?
浜田漁港で獲れるアナゴは東京湾や瀬戸内海のものより大型なのが特徴で、肉厚で脂の乗りが良く、大きいものは1mを超え大人の腕くらいの太さがあります。アナゴは大きくなるにつれて脂の乗りが良くなります。
味………ウナギよりクセがなく、低脂肪でヘルシーです。
栄養素…ビタミンA・E・Dは100gで1日の必要量を摂取できる程含み、カルシウムも豊富です。
島根県は全国で1位の水揚げ量を誇ります。(H29年506t ※海面漁業生産統計調査)また、浜田は島根県で漁獲されるアナゴの半数近くが漁獲されます。
マアナゴは9月~5月が旬で、旬の季節ごとに魚を選定した浜田港四季のお魚に選定されています。
マアナゴは9月~5月が旬で、旬の季節ごとに魚を選定した浜田港四季のお魚に選定されています。
※浜田港四季のお魚とは
島根県西部沖は暖かい対馬海流と島根冷水域といわれる深海の冷たく栄養に富んだ海水とが混じり合い、魚の餌となるプランクトンの発生量も多い海域です。こうした自然条件が豊かな漁場を作り美味しい魚を育てています。
この魚(貝類、藻類含む)の代表を、旬の季節ごとに数種ずつピックアップしたもの…それが「浜田港四季のお魚」です。
島根県西部沖は暖かい対馬海流と島根冷水域といわれる深海の冷たく栄養に富んだ海水とが混じり合い、魚の餌となるプランクトンの発生量も多い海域です。こうした自然条件が豊かな漁場を作り美味しい魚を育てています。
この魚(貝類、藻類含む)の代表を、旬の季節ごとに数種ずつピックアップしたもの…それが「浜田港四季のお魚」です。
アナゴは船上で写真のとおり首元に切れ込みを入れることで、締めると同時に血抜きも行われています。
2. 漁業者の資源保護の取り組み
6月1日から8月15日は資源保護のため沖合底びき網漁業は休漁期にしています。しっかり休みをもうけることで、アナゴの漁獲量と美味しさを保っているんです。
※水揚げの状況により提供できない場合がありますので、事前にお問い合わせください。
※水揚げの状況により提供できない場合がありますので、事前にお問い合わせください。
※水揚げの状況により提供できない場合がありますので、事前にお問い合わせください。